【ゲームレビュー】『Ghost of Tsushima Director’s Cut』高水準のストーリーとシステムを追加し、完成度を増した逸品

ゲームレビュー

こんにちは!あどぽっぽです。(@adpoppo_blog)

今回は、PS5『Ghost of Tsushima Director’s Cut』のプレイ感想です!

ゲーム紹介

対応ハードPS5/PS4
発売日2021年8月20日
ジャンルアクションアドベンチャー
価格(税込) 7,590円(PS4)/8,690円(PS5)
アップグレード:1,100円~3,300円
推定プレイ時間約10時間(ストーリーのみなら約3時間)
発売元ソニー・インタラクティブエンタテインメント
開発元Sucker Punch Productions
  • 2020年7月17日に発売されたオープンワールド時代劇アクション『Ghost of Tsushima』に新要素を加えたもの
  • 新ストーリー『壹岐之譚』と、それに伴うマップや敵・装備等の追加
  • 最大60fps、4K対応
  • ハプティックフィードバックやアダプティブトリガー、リップシンクなどPS5版限定の機能
  • ほか、無償アップデートによるキーコンフィグ変更やロックオン機能の追加

良かった点

仁の家族についての深堀り

壱岐島上陸!このゲームはロゴなどの見せ方が本当に上手い。

『壹岐之譚』のストーリーは主人公・仁と亡き父・境井正の過去に深く関わっています。

正の死地である壱岐島で仁は罪悪感と復讐心に苛まれますが、過去の因縁に決着をつけて成長していく姿にはグッと心を打たれました。

ストーリーは本編の1/3程度の長さですが、内容は非常に濃密です。

また後述の探索要素「霊地」では母親とのエピソードを仁が語ってくれます。

動物とのふれ合いや笛の音によって母親を思い出すのは、仁にとって母親が安らぎを得られる拠り所だった証でしょう。

親代わりのような叔父・志村や乳母・百合との本編でのエピソードも良かったのですが、実の父親と母親の思い出もしっかり語られ、仁の人物像がさらに鮮明になったのは高評価です。

より親切かつ快適に改善されたシステム面

まず特筆すべきはロードの速さです。

無印版『ツシマ』では「Tipsが見られないから」という理由であえてロードが遅くされていました(それでも十分に早かったのですが)。

しかし『ディレクターズカット』では遂にTipsが削除され、ゲームを始める際のロードもファストトラベルも1,2秒の暗転で完了するようになりました!

オープンワールドはどうしてもロードがネックになることが多いので、この点で『ゴーストオブツシマ』は他のオープンワールドと比べ圧倒的に傑出しています。

またロックオン機能が意外にも便利です。

多少の障害物や壁なら飛び越して敵をロックオンするので、闇討の補助になってくれます。

「討伐ごとに切替」設定だと敵を倒すごとにカメラがぐるっと動くので、私はただの「有」設定にしています。

他にも機能がさまざまに追加されてメニューのUIも若干変わっているので、本編で慣れている方も是非チェックしてみましょう。

新探索要素が楽しい!

笛を吹いているとだんだんネコが近寄ってきてくれます。かわいい。

壹岐島マップでは、以下の探索要素が新たに追加されています。

「父との記憶」…少年時代の仁を操作し、父・正との思い出を回想します。

二人の不器用な接し方も良いのですが、意外にも政子殿の夫の安達殿が良いキャラで、仁との弓の勝負で八百長疑惑を掛けられていたりしますw(本編では冒頭ムービーで即燃やされるのにね…)

「霊地」…発売前から話題になっていましたが、ネコやサルを撫でられます。

流れてくるラインに合わせて、コントローラーを上下させて笛を吹くというちょっとした音ゲー要素をクリアすると、警戒していた動物が寄ってきて人に甘えてくれます。

この様子が本当にかわいい!!

笛を吹いた後でも動物に近付けば何度でも撫でられますよ。

・「古えの地の祠」…謎解きをクリアすると他のプレイステーションタイトルのコラボ装備がもらえます。

タイトルは『ゴッド・オブ・ウォー』『ワンダと巨像』『Bloodborne』です。

蒙古を狩る冥人を、たまには神や巨像や獣狩りにイメチェンさせてみてはいかがでしょうか?

ぶっ飛んだ個性はないが魅力的なキャラクター

引用:PlayStation.Blog。颯爽と現れたナイスガイ・丶蔵

蒙古の呪師・オオタカや仁を助け行動を共にする海賊・丶蔵など登場人物はしっかりキャラが立っています。

特に丶蔵は非常に人間味があふれていてお気に入りです。

ビジュアルも相俟って竜三を思い出すので、「今は仁と協力関係だけど、、、この後どうなるんだー!?」とハラハラします。

『壹岐之譚』のストーリーは、境井家への恨みを持ち続けている丶蔵の物語でもあるんじゃないかな、とクリア時に感じました。

ただし本編の石川先生や政子殿のように、倫理観や常識がぶっ飛んだトンデモ愛されキャラクターになり得る人はいませんので期待しすぎ注意です(むしろあの方々がぶっ飛びすぎ…)。

気になった点

毒による幻覚の頻度の高さ

綺麗だけど不気味な幻覚。

ストーリー序盤、仁はオオタカに毒を飲まされ、幻覚を見るようになります。

幻覚が起きると風景が変化して気力がゼロになり、オオタカや他の誰かのセリフが流れるのですが、これが地味に回数が多いです…。

幻覚は仁の心を抉るような言葉を語りかけてきますが、上述の仁の成長とも結びついているので、本作のキーとなる要素と言えます。

そのため個人的に演出としては好きです。

戦闘時にもかかわらず発生するので、人によっては鬱陶しいと感じるかもしれません。

ストーリーをクリアしてしまえば幻覚は消えるので、煩わしいと感じる人はさっさとストーリーを進めちゃいましょう。

トロコンにオンラインモードプレイが必須

『壹岐之譚』ではトロフィーもいくつか追加されており、そのほとんどはストーリープレイと収集要素を回収していくことで簡単に取得できます。

しかし、「白紙の物語」というトロフィーだけはオンラインモード「Legends/冥人奇譚」をプレイしないといけません。

私は無印版ではしっかりトロコンまで遊びましたが、オンライン要素があまり好きではないので今回はコンプを諦めました。

本編とオンラインモードのトロフィー項目自体はしっかりと分けてあるのに、一体なぜ。。。

まとめ

無印版の時点で総合的に非常に高かった『ゴーストオブツシマ』ですが、今回のアップグレードでさらに完成度が上がりました。

仁さんの人柄が好きだった方、戦闘システムやフィールド探索が好きだった方などは間違いなく買って損なし!と言えるでしょう。

まだ未プレイの方は、オープンワールドゲームの入門としても最適ですので、ぜひこのディレクターズカット版を遊んでみてほしいです!

読んでいただきありがとうございました!

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