【ゲームレビュー】『It Takes Two』協力プレイでも、意識にあったのはゲーマーとしての対抗心。

ゲームレビュー

新年明けましておめでとうございます!あどぽっぽです。(@adpoppo_blog)

今年はより一層ブログ頑張って参ります!

2022年1発目の記事は、昨年から年を跨いで友人とプレイした『It Takes Two』感想です!

作品紹介

対応ハードPS、Xbox、PC
発売日2021年3月
ジャンルアクションアドベンチャー
推定プレイ時間約9時間
発売元エレクトロニック・アーツ
開発元ヘイズライト・スタジオ

『It Takes Two』は「2人協力プレイ専用」という異色の特徴を持った作品です。

プレイ中ほとんどの場面でゲーム画面は横あるいは縦に二分割され、2人のプレイヤーはそれぞれの操作キャラクターが映る画面を見ながらフィールドのギミックを解いて進んでいきます。

そのゲーム性が評価され、2021年の「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」を受賞した作品でもあります。

さまざまなゲームジャンルの見本市

唐突な格ゲー。勝利シーンにもご注目。

3Dステージを進んでいくアクションゲームである『It Takes Two』には、シーンごとにプレイフィールが異なるアクションが用意されており、それらがそれぞれ、さまざまなゲームのアクションを踏襲したパロディになっています。

2D横スクロールアクションになったり、対戦格闘ゲーム風になったり、『クラッシュバンディクー』のような奥あるいは手前に進むアクション、『Diablo』のような斜め見下ろし視点のアクションRPG風などなど。

ハクスラアクションRPGにはお約束の斜め視点。

協力する相方がゲーマーだとそういった元ネタの話題にも華が咲いて楽しいですね。

また非常に広々と作られているそれぞれのステージは遊びが含まれた探索要素が盛りだくさんです。

今回はクリア優先であまり探索はしていませんでしたが、隠されたパロディネタを探すのもこのゲームの一つの楽しみ方でしょう。

意識を協力に向けるか、競争に向けるか

基本はこのように縦に2分割画面で進んでいく。

本作はダッシュやジャンプ、ローリングといった基本的なアクションに加えて、ステージごとに用意されたアクションを駆使してステージを進んでいきます。

プレイする2人は離婚寸前の夫婦をそれぞれ操作していきますが、2人の異なるアクションは両方使用してはじめてギミックが解けるようになっています。

つまり協力が何より重要というコンセプトなのですが、私の意識に途中からあったのは、

「相方より先にギミックの答えを見つけてやる」という対抗心。

お互いがいかに自身のアクションを使いこなせるかも成功のカギ。

『It Takes Two』のギミックはゲームの「お約束」的な要素が多いため、ゲームをたくさんプレイしているほど、経験則によって早く解に辿り着くことが出来ます。

もちろんゲーマーでなくてもちょっと時間を掛ければ解くことはできるのですが、2人がゲーマーだとそれぞれの経験と観察眼、アクションの応用力などがモノを言うようになります。

今回私が一緒にプレイしたのは私などよりよっぽどゲーマーな友人だったので、ゲーマーとしての経験の差か、ギミックの答えに辿り着くのが非常に早かったです。

離れた場所では、相手の画面を見てアドバイスするのも楽しみ方の一つ。

やっぱり先にギミックの解法を見つけられると、ゲーマーとして悔しいんですよね。

ステージに設置されている計25種の対戦ミニゲームにも競争心を煽られました(9割方負けました)。

さすがにプレイ中は口には出しませんが、密かにそんな競争心や対抗心を燃やしつつ通話しながらプレイを進めていました。

もちろん協力プレイするのも非常に楽しいので、相方が煮詰まっているようだったらアドバイスをするなど励まし合って進めるのが一番良いと思います。

海外ドラマテイストのストーリーは人を選ぶ

舞台は家ですが、幻想的な風景も非常に多くなっています。

本作のストーリーは、離婚寸前の夫婦が娘の作った小さな人形になってしまい、元の体に戻るために家の中を冒険していくというものです。

自然豊かな庭やおもちゃが溢れる子供部屋のファンタジックな風景、ピクサー映画のようなカットシーンなどグラフィックも非常に美しく作られています。

しかしその海外ドラマ風のストーリーは、お世辞にも良いものとは言い難かったですね。

会話がない冷め切った関係と言うより、いちいち互いに皮肉をぶつけ合う関係。

離婚寸前のふたりが冒険を通じて絆を取り戻していくのですが、終盤まで皮肉を言い合っており、「これ本当に仲直りするの?」とずっと疑わしいまま進みます。

そして物語のラストはやや唐突に感じられ、相方共々「これで終わり?」と拍子抜けしました。

娘であるローズも王道なストーリーなら二人の仲を取り持つ役どころになるのでしょうが、あまりそういった演出もなくて残念。

特に受け入れ難かったのが、「元の体に戻るために、娘のお気に入りのぬいぐるみを壊して娘に涙を流させる」シーン。

ハッキリ言って、胸糞です。

体の各部位を千切られながら泣き叫ぶゾウのぬいぐるみと、謝罪しながらもぬいぐるみを引きずり壊そうとする手を止めないコーディとメイのふたり。

自身が操作するキャラクターがこのようにバイオレンスでサイコパスな一面を見せるこのシーンは、多くのプレイヤーが嫌悪感を抱いた場面ではないでしょうか。

離婚や生活の文化など他にも日本人ユーザーに理解しがたいところがあるかもしれませんが、この場面は脚本家の倫理観を疑いましたね。。。

以上の理由から、ストーリーを期待するプレイヤーにはオススメできませんので注意。

まとめ

以上、『It Takes Two』感想でした!

ちなみに、このゲームは2人のうち1人が購入していればプレイできるようになっています。

この場を借りて、購入して一緒にプレイしてくれた友人にお礼申し上げます。

発売当初から評価が高い作品でしたが、今回のGOTY受賞でさらにプレイ人口が増えそうですね。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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