【百合レビュー】『今日もひとつ屋根の下』事実は漫画よりも百合なり。

百合レビュー

こんにちは~あどぽっぽです。(@adpoppo_blog)

今回は百合エッセイ漫画『今日もひとつ屋根の下』の感想です!

作品紹介

作品名今日もひとつ屋根の下
著者犬井あゆ
巻数全1巻
出版一迅社(百合姫コミックス)

『定時にあがれたら』の犬井あゆ先生による、先生自身とパートナー「コンさん」の生活を描く百合エッセイ漫画。

いや実話!?!!????

同性カップルによるエッセイというだけでもかなり珍しいと思いますが、百合漫画家による自身のエッセイ漫画というのはまずこの一冊以外にないでしょう。

もちろん中身も非常に尊さに溢れています!

日常生活の中に百合とちょっとした「気付き」が含まれる。

『今日もひとつ屋根の下』ははじめ3P程度の短話、後半10Pちょっとの話、4コマもはさんで約20話程、犬井先生とコンさんの日常がこれでもかと詰め込まれています。

ほぼ1話完結なので、サクサクお手軽に読めるのが良かったですね。

ただし1話1話のページ数はライトでも、中身はしっかり濃厚!!

それぞれの話がだいたい惚気話なので、しっかり百合成分補給できます!

しかし、ただの惚気話で終わらないというのもこの作品の良いところ。

いくつかの話では、日常生活の中で「お互いの好きなところ」とか「なんで気が合うのかな」という犬井先生の「気付き」がモノローグで挿入されています。

あくまでコンさんとの暮らしの中での犬井先生自身のパーソナルな「気付き」ではあるのですが、こっちも考えさせられたり、共感したりしていました。

そして毎話ごとに犬井先生&コンさんお二人に対するQ&Aが挟まれています。

これらのQ&Aからはお二人の性格の違いが改めてハッキリ見えてくるのですが、それでいて一緒にいられるのが凄く羨ましいなぁと感じます。

真似したい!お二人の付き合い方がすごくイイ!

同棲しているお二人の様子が描かれる本作、すごく良い付き合い方だな~と思って読んでいました。

家事分担などはもちろん、趣味が合うためオタクシェアハウス状態だとか、一緒に歩いているだけで楽しいとか、二人だけのペースを確立しているのが素敵です。

特に好きなエピソードは「家事妖精理論」の話ですね(相手がいつの間にかやってくれた家事を「妖精さんがやってくれたみたい…!」と考えること)。

中にはケンカをすることがほぼないという話があり、それについて「運が良いから」という答えを出していますが、読んだ感じ多分、

  • お互いがお互いに対して当たり前にめちゃくちゃ寛容だから
  • で、それでいてお互いのことをしっかり見ているから

だろうなと思います。

私は家族以外と暮らしたことがまだ無いのですが、共同生活する上で大事なのは「どれほど自然体で同居人を受け入れられるかどうか」だと想像しています。

一緒に暮らすうえで何かしら迷惑を掛けてしまってもそれを許すのは大前提だとして、その許しにストレスが掛からないほど、共同生活は上手くいくんじゃないかなと考えています。

それがこのお二人は多分ストレスなど意識することもなく、自然体でできている、そこが平和にいっている要因なんだろうなと読みました。

あとコンさんがめっちゃ自然体で犬井先生のことを気遣えているのももちろんですが、犬井先生もこんな漫画を描けるほどにコンさんのことをよく見ているのも大きいんでしょうね。

続きを書いてくれるならぜひ読みたいところです…!

以上、『今日もひとつ屋根の下』感想でした!

この作品もオススメ!

『女ともだちと結婚してみた。』/雨水汐

前に私のブログでも記事を書いた漫画。

『百合レビュー』『女ともだちと結婚してみた。』「ともだち」から「ふうふ」、ゆっくりと変わっていく2人の関係
こんちは!あどぽっぽです。(@adpoppo_blog)最近DMMブックスで毎週金曜に30%ポイント還元しているおかげで、新刊がちょっとお得に買えてホクホクしています。これまではKindleメインで購入していましたが、DM...

名目上の同性「ふうふ」で実際は友人という関係ですが、女性同士の共同生活の上で家事分担とかお互いの付き合い方のルールとかが面白い作品です。

『2DK、Gペン、目覚まし時計。』/大沢やよい

OLと漫画家の2DK同棲生活を描く作品。

これもはじめはカップルではなく、友人、どころかほぼ初対面みたいな状態からの共同生活です。

だんだんとお互いを意識していく過程が面白いですし、職業の違う二人が一緒に暮らしておりかつ一人は漫画家というのも、『今日もひとつ屋根の下』との共通しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました