【ゲームレビュー】『LOST JUDGEMENT:裁かれざる記憶』深刻なテーマに挑んだ重厚なストーリー

ゲームレビュー

こんにちは~あどぽっぽです。(@adpoppo_blog)

今回は『LOST JUDGEMENT:裁かれざる記憶』をネタバレはほぼ無しで感想を書いていきます。

まだストーリーをクリアしただけなので、ミニゲーム等にはあまり触れていません。そのため今回のレビューでも評価はしていませんので、ご了承ください。

作品紹介

対応ハードPS4/PS5/Xbox
発売日2021年9月24日
ジャンルリーガルサスペンスアクション
価格(税込)9,119円~
推定プレイ時間約22時間(ストーリーのみ)
発売元セガ
開発元龍が如くスタジオ
電車で痴漢を働き捕まった現役警察官・江原明弘の裁判。有罪を言い渡された正にその時、江原は突然こう言った。
「3日前に、横浜の廃ビルから死体が出てきたはずです。その死体の主は、御子柴弘と言います。彼は4年前、私の息子を自殺に追いやった。万死に値する人間です」
唐突な彼の発言であったが、その死体は江原の「予言」の通り御子柴弘であったことが判明する。
そのうえ、御子柴の死亡推定時刻は、江原が痴漢を働いていたのとほぼ同時刻であった。
御子柴は過去に江原の息子をいじめて自殺に追いやったものの、証拠不十分で何の罰も受けずにいたのだった。
息子の復讐を果たしながらもアリバイと有罪判決という「盾」を手に入れた江原は、法に対しての深い憎しみを抱えていた―。
江原の弁護を担当していた源田法律事務所の城崎さおりは、探偵・八神隆之に江原の事件の真実を調査することを依頼する。
それは、法と正義を巡るさらなる悲劇の幕開けだった。
  • 「キムタクが如く」こと『JUDGE EYES:死神の遺言』の続編となるアクションアドベンチャー。
  • 緻密なサスペンスストーリーと心を打つ人間ドラマが魅力。
  • 前作からアクションやシステムがパワーアップ。
前作『JUDGE EYES:死神の遺言』。

ゲームスタート時やキャラクター登場時に簡単に紹介は入るようになっているため、前作をプレイしていなくても楽しめると思います。

ただし前作をプレイしていればニヤリとできる場面があったり、システムもいろいろと便利になっているため、前作からのプレイ推奨です。

何よりも前作『ジャッジアイズ』は非常によくできたゲームなので、それをプレイせずに本作からというのは非常にもったいないです!!

良かった点

社会性のある重いテーマで緻密に練られたシナリオ

テーマとなっているいじめのシーンはたびたび出てきます。

前作で好評だったストーリーは今回も健在でした。

点と点が繋がって線になっていくような緻密に練られたシナリオはさすがの一言。

前に出てきたキーワードが後から出てくると、「ここで繋がってくるのかー!」と思わず唸ってしまいます。

ただし、前作と比較すると好みが分かれるところだと思います。

シリアスなシーンは前作よりも多い気がします。

今作のテーマは「いじめ」「復讐」そして「法」と「正義」で、なかなか重い話になっています。

前作は猟奇殺人を追う探偵らしいストーリーで、比較的大衆受けしやすいテーマでした。

一方の今作は「いじめ」や「復讐」など、絶対的な答えなどない問題を扱っていますから、賛否は分かれるところかなと思います。

ですが登場人物たちが持つそれぞれの「正義」は、どれも決して無視できないものであり、こちらも深く考えさせられたり、感情移入を大いに誘います。

このゲームをこうした「社会の闇」とされる問題を扱う作品にしたいのだという、開発側の熱意を感じました。

山本耕史さん演じる便利屋・桑名仁。

イベントシーンの演出はどれも気合が入っており、役者さんたちの演技も素晴らしいです!

前作を経た木村拓哉さんや中尾彬さんはもちろん、今作で登場している江原明弘役・光石研さん、便利屋の桑名仁役・山本耕史さん、半グレグループ「RK」リーダー相馬和樹役・玉木宏さん。

皆さん迫真の演技で見事に役にハマっています。

玉木宏さん演じる半グレ組織「RK」のリーダー・相馬和樹。

特に玉木宏さん演じる相馬が大好きです!

私がもともと玉木さん好きというのもありますが、飄々として軽い口調でその中身はかなり残忍な性格…こんなに魅力のある悪役が玉木さんの顔と声というのは嬉しすぎます!!

前作から改善されたシステム

スケボーで街を疾走するキムタク。

前作に比べさまざまなゲームシステムが改善され、快適に遊びやすくなっています。

特に移動が非常に快適になりました。

前作では基本ダッシュで移動、街を歩くチンピラに絡まれて戦闘にならないように回り道をしたり振り切ったりと面倒でした。

今作では八神がスケボーに乗れるようになっています!

車道限定という縛り付きですが、乗っている間は滑るようにスイスイと移動できる上、チンピラに絡まれることもありません。

このおかげで街での戦闘発生が大幅に減っており、精神的にもストレスレスです。

メニュー画面からタクシーに乗ってファストトラベルが可能。

また前作では乗り場からしか乗れなかったタクシーは、メニュー画面から直接行き先を指定して乗れるようになっています。

乗り場から乗るよりも少々割高になりますが、貯まるお金と比べると些細な差なので、どんどんメニュー画面からタクシーに乗った方が圧倒的に楽です。

敵の必殺技をカウンターし、ピンチをチャンスに!

他にもバトル面では敵の必殺技をカウンターできるようになったり、体力の最大値が削られる要素を削除したりなど改善しています。

ただ難易度ノーマル以上だと結構ガンガン体力が削られるので、ストーリーだけ気になるという人は素直にイージー以下にした方が無難ですね(私はそうしました…)。

気になる点

探偵アクションは相変わらず面白いとは言えない。

アスレチックで唯一面白かったところ。

前作はテンポやゲーム性のいまいちさが目立った「尾行」「ピッキング」「チェイス」などの探偵アクションですが、今作ではプレイフィールが多少は改善されています。

ただし根幹のシステムは同じのため、やはり操作していて面白いとは思えませんでした。

特に頻度が多いのが、新探偵アクション「アスレチック」「スティール」

他にも探偵アクションは追加されているのですが、この二つが特にストーリーにおいてプレイする機会が多く、そして面倒でした。

「アスレチック」は、ビルの外壁などをよじ登るクライムアクションですが、とにかくこれは移動が遅くストレス!

スティールで投げるコインの場所すら決まってしまっています。残念。

「スティール」はステルスアクションで、物陰に隠れたり注意を逸らしながら敵の目をかいくぐっていくアクションですが、難易度が非常に低いです。

『メタルギアシリーズ』のようなステルスなどと高望みはしませんが、ステルスとしては緊張感がなさすぎるのが残念でした。

そして「アスレチック」も「スティール」も移動するルートがほぼ決まっているため、自由度が低く作業感が増しています。

前作から続投の探偵アクション・尾行。

なによりもこれらの探偵アクションが途中で挟まることにより、ストーリーのテンポを邪魔しているように思えてしまいます。

ストーリーが怒涛の展開を見せて「早く進めたいのに…」と思っている時にこれらが出てくると、さすがに少々うんざりしてしまいました。

八神は探偵ですので、これらのアクションが全く必要ないとは思いません。

ただしストーリーで必ず出てくる要素ですから、次回作があれば他のミニゲームと同じくらい力を入れて作ってほしいですね。

まとめ

以上、『ロストジャッジメント』のレビューでした。

前作をプレイしてシナリオに感動した方は間違いなく買いです!

またゲーマーさんならもちろんですし、サスペンスドラマやヒューマンドラマが好きな方、出演している役者さんのファンの方なども是非プレイしてみてほしいです。

読んでいただきありがとうございました!

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