【ゲームレビュー】『Tales of ARISE』シリーズファンにも新規にもおすすめの進化を遂げた良質なRPG

ゲームレビュー

こんにちは!あどぽっぽです。(@adpoppo_blog)

今回は『テイルズオブアライズ』の感想を書いていきます!

いやー面白かった!!

作品紹介

対応ハードPS4/PS5、Steam、Xbox
発売日2021年9月9日
ジャンル心の黎明を告げるRPG
価格7,980円~
推定プレイ時間約40~50時間(ストーリー)
発売元バンダイナムコエンターテインメント
開発元バンダイナムコスタジオ

本作は「テイルズシリーズ」オリジナルタイトルとして、『ベルセリア』以来5年ぶりの新作となります!

開発者自ら「継承と進化」を謳ったチャレンジングな作品であり、『ベルセリア』と見比べてもグラフィックやキャラクターモデリングの違いなどは一目瞭然です。

一方で爽快感のある戦闘やスキットなど従来の持ち味も、進化した形で引き続き実装されています。

ストーリー

「アトモスシェーダー」で描かれる風景は非常に美麗。

隣り合うふたつの星、ダナレナ

300年前自然あふれる世界であったダナは、高度な科学や魔法が発達したレナから突然の侵攻を受けて以来、終わりなき隷属を強いられることとなった。

ある日、鉄仮面に顔を覆われたダナの青年と、同族から追われるレナの少女が出会った。

この思いがけない邂逅はふたつの星の運命を揺るがす物語の始まりに過ぎなかった―

Tales of ARISE テイルズ オブ アライズ公式サイトより

本作のストーリーは人種差別や奴隷制、そして反乱の物語となっており、序盤からなかなかハードな展開が続きます。

良くも悪くもかなり王道のストーリーで、非常に広く受け入れられやすくなっていると思います。

最近のシリーズ作品のようにモヤモヤすることはなく、スッキリとした気持ちでクリアできました。

なにより、グラフィックとキャラクターモデリングが大幅に進化しているため、イベントシーンや漫画風になったスキットなどがひとつひとつ目を見張る出来で見ていて楽しいです。

イベントシーンのキャラモデリングがすごく良くできています。

揺れ動く瞳や細かな表情の変化などキャラクターの心理描写が精巧に作られており、RPGにどっぷり感情移入してしまう私は大満足です。

また水彩画のようなビジュアル表現を生み出す「アトモスシェーダー」によって生み出されるフィールドを含むムービーシーンや演出もとにかくキレイで、物語への没入感を大きく高めてくれています。

漫画のコマのようにシーンが展開するスキットシーン。

私のクリア時間は約45時間でした。

探索は最後までしっかり、サブクエストは高難度のものは除いてすべて行いました。

RPGとして十分なボリュームですね。

戦闘システム

シリーズ伝統要素の「秘奥義」も健在!

戦闘はテイルズ伝統の爽快感がありながらも、非常に歯ごたえがある内容となっています!

戦闘の基本は通常攻撃で敵の態勢を崩しつつ、AG(アーツゲージ)を消費する「術技」でコンボを繋いでいきます。

キャラクターごとの個性が光る「ブーストアタック」。

その他にもキャラクターの個性を生かした「ブーストアタック」やとどめの一撃となる連携技「ブーストストライク」、美麗なカットイン演出が入る「秘奥義」など要素が盛りだくさんとなっています。

はじめは忙しく感じますが、だんだんと直感的に操作できるようになりました。

特に戦闘に緊張感を与えているのが、反撃技「カウンターレイド」を発動する条件となる「ジャスト回避」です。

ギリギリで避けると「カウンターレイド」のチャンス!

敵の攻撃をギリギリのところで回避に成功すると一瞬スローになり、その瞬間に攻撃するとカウンターレイドが発動します。

本作は敵の攻撃が非常に強力なので、しっかり避けてカウンターレイドを狙っていきたいところですが、このジャスト回避がなかなかシビア!

敵の攻撃待機モーションはわかりやすいのですが、タメが長く攻撃が始まる瞬間はわかりにくく回避が難しいです。

コツとしては、敵が攻撃待機モーションに入ったら攻撃の手を一旦休めて回避に専念することですね。

ド派手な演出で敵を撃破する「ブーストストライク」

雑魚戦の一戦一戦はシンボルエンカウントではありますが、非常にテンポ良く進行します。

敵のHPを減らしたりコンボを繋いでいくと上記のブーストストライクが発動するのですが、近くの敵も巻き込みつつ雑魚敵は一撃で倒してくれます。

ランダムで発動する連携技は一瞬で終わるのでテンポを崩しません。

また従来のシリーズで続いてきた戦闘後の掛け合いがフィールドでの会話のみになったので進行もスムーズです。

おかげでどんどん雑魚と戦いたくなります!

他システム周り

探索要素の一つ「フクロウ探し」。
  • 探索…マップは踏破式ではなく最初からすべて表示されているのでストレスフリー。移動も早いです。
  • ファストトラベル…要所にトラベルポイントがあり、ロードもPS5で3~5秒程度で快適。
  • CP(キュアポイント)…従来のシリーズにおけるTPとは別に、回復や補助技を使用する際に消費する独立したポイント。またフィールドギミックを解く際にも使用します。術技はAG、回復はCPと区別されたので管理しやすくなりました。
  • アイテム…難易度によっては消費が激しくなりますが、非常に高価で貴重です。公式Twitterによると、レナによる統制の結果値段が高い、という設定だそうです。
  • 設定…専門用語が多いので、字幕はオンにしておきましょう。

気になった点

キーコンフィグが戦闘時設定しか変えられない

キーコンフィグがたったのこれだけです。

キーコンフィグ設定が戦闘時のものしかありません。

確かに戦闘操作が一番大事ではあるのですが、フィールド移動時もさまざまな操作がボタンに割り当てられており、これが結構間違います。

マップを開こうとしてメニューを開いてしまったり、ショートカットが割り当てられているスキルパネルを開こうとしたら、クエスト確認画面を開いてしまったり。

また戦闘時のジャンプはキーコンフィグでいじれるのですが、フィールドではAボタンで固定なので統一しないとややこしくなります。

そのため、アップデートなどで別々にキーコンフィグをいじれるようにしてほしいですね。

アニメーションの質がイマイチ

OPアニメーションより。

アニメーションのクオリティがちょっと微妙です。

特にキャラクターの顔が、3Dモデルとはなんだか別人のように見えてしまうレベルす。

製作は『エクシリア』から担当されているufotableさんなのですが、時期的に『月姫』や『鬼滅の刃』で忙しかったのでしょうか。

従来の作品よりも、アニメ版『GOD EATER』の作画に近い気がします。

なんとなくアニメーションでのキャラクターのデザインがイマイチ。

OPアニメーションだけならまだ良いのですが、劇中でも何度かアニメーションが入る場面があります。

今作は3Dモデルの出来が非常に良いため、その分余計にアニメーションのクオリティが気になり没入感が削がれてしまいます。

次作はもっとアニメーションをしっかり作ってもらうか、アニメはOPだけにしてイベントシーンはこの出来の良い3Dモデルだけで作ってほしいです。

まとめ

従来の要素を残したままグラフィックや戦闘が大幅に進化した本作は、見事に目標とした「継承と進化」を達成していると言えるでしょう。

そのためシリーズファンにも新規の方にもプレイしやすい作品となりました。

非常に良質なアニメーションJRPGとなっていますので、『ゼノブレイド』シリーズや『軌跡』『イース』シリーズなどが好きな方にもおすすめです。

また戦闘アクションも難易度が高く面白いので、歯ごたえのあるゲームがやりたい方にも楽しめるでしょう。

この勢いで次回作にも期待したいですね!

読んでいただきありがとうございました!

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